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博多織について
デジタル織りについて

平成6年度〜平成8年度に行われた
「博多織のエキスパートシステによるカラー写真織技術開発」
についての技術的概要とデジタル織の生い立ち。

優雅な紋織りという、博多織の華やかな模様を織り出す伝統工芸士の熟練技術は、国宝級の貴重な知的財産である。残念ながら後継者難により、その継承は危機にさらされている。この解決のひとつの方策として、伝統工芸士の色柄表現の熟練技術をコンピュータ上に移植する「エキスパートシステム化」を目指すプロジェクトが、産学官の協調作業のもとに平成6年から取り組まれた。3年間のプロジェクトの進展中に、副産物として「博多カラーイメージ織り」というデジタルカラー原画から直接に織物作成データを作成する画期的なコンピュータシミュレーションシステムが考案された。 従来から、写真や図案を織物として表現する技術は存在していた。しかし、これらの技術は原画から必要な種類の数の色糸を染色してから、膨大な人手と時間を要して織り上げられていた。これに対し、「博多カラーイメージ織り」は、固定された8色のよこ糸のみで、1千種類以上の色表現を織物組織として、絹織物上に再現可能とした世界で初めての特許技術である。

その特徴は、
1)織物上における色の表現の精度が非常に高い。
2)従来のカラー写真織りでは、成しえなかった豊かな色調を実現した。
3)織り上がりの色をコンピュータ上に高速シミュレーションできる。(数分以内)
4)織り色の種類は、8種類の固定された色糸のみで、1000種類以上作成できる。
5)カラー原画からカラーイメージ織り生成までを、ほとんど自動化できており、50cm×70cmの織物の場合、4〜6時間で完成する。

である。

世界で最初の試作品は、1996年4月に初来日されたクリントン米国大統領ご夫妻に贈呈されている。(ワシントンの米国大統領博物館に展示されている)
国際基督教大学 理学科
尾崎 敬二

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