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博多織工業組合について

鎌倉時代以来780有余年の歴史を誇る博多織は、1600年に黒田長政が筑前を領有するようになってから、幕府への献上品として選ばれ、以降毎年3月「帯地十筋」と「生絹三疋」が黒田藩から徳川幕府へ献上されました。
この献上品としての博多織品質を守るため、博多織製造業者を12戸に制限し、明治に至るまで「織屋株」と称し特権が与えられていました。
廃藩置県の公布とともに「織屋株」は完全に解消し、実力による自由競争の時代に入りましたが、機業数の増加に伴う品質の低下が懸念されたため、それを防止するため、明治13年に博多織会社が設立されました。
これが博多織工業組合の起源です。

このように長年守られてきた博多織ですが、昨今の着物離れ等の影響で、生産量は減少してまいりました。
しかしながら、本来の博多織品質を守りながら、未来へ繋げていくことは私たちの使命であると考えております。

博多織はこれからその歴史を積み重ね、800年、1,000年へと向かって新たな道を歩んで参ります。時代と共に変わらなければならないこと、変わってはいけないことを見極め、先人に感謝しつつ、産地一丸となって精進して参ります。

今後とも、変わらぬご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。

2023年12月
代表理事  原田 昌行

沿 革

1880年(明治13年)
博多織会社設立。品質審査規則の制定、商標の貼付。
1885年(明治18年)
ジャカード機・ドビー機、博多に導入される。
1949年(昭和24年)
昭和天皇戦後初めて福岡市にご巡幸。
1959年(昭和34年)
博多織工業組合。「中小企業団体の組織に関する法律」に基づき、出資組合となる。
1971年(昭和46年)
小川善三郎氏・重要無形文化財保持者(人間国宝)に指定。
1976年(昭和51年)
博多織「伝統的工芸品」に通産大臣より認定される。
1991年(平成3年)
博多織生誕750周年記念式典の開催。
記念事業として博多生絹(すずし)を復活開発。
1993年(平成5年)
第1回 博多織ヌーボー開催。
1997年(平成9年)
全日本帯地連盟どんたく隊として、博多どんたくに参加。
第97回 博多織求評会開催、および第5回 博多ヌーボー開催。
2000年(平成12年)
第1回、HAKATAJAPANニューヨーク展開催。
2002年(平成14年)
第2回、HAKATAJAPANニューヨーク展開催。
第100回、博多織求評会を承天寺で開催。
2003年(平成15年)
小川規三郎氏・重要無形文化財保持者(人間国宝)に指定。
福岡国際会議場オープン。大ホールの大緞帳を博多織で制作。
2016年(平成28年)
事務所を博多区奈良屋町に移転。

組合概要

名称
博多織工業組合
住所
〒812-0023
福岡県福岡市博多区奈良屋町5番10号
設立年月日
1880年
代表者
原田 昌行
組合員数
34(組合員一覧はこちら